坐骨神経痛って…②

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

坐骨神経痛の鍼治療を一度で、様子をみるとやめた姑が
数日後またひどい痛みを再発した。

しばらくは、家の中だけで安静にしてなければだめだと言っておいたのに、
痛くて痛くて歩けなかったのにとりあえず歩けるようになったことがうれしいと
姑は何を考えているのか、どこまで歩けるか試してみたと散歩に出たという。

信じられない・・(^-^)/(((((((((●~*

やっとの思いで家に帰りつきそのまま治療台へ倒れ込んだ姑。

私:何のために歩いたの?
姑:歩かなかったら歩けなくなっちゃうでしょ
私:今は、家の中でトイレにたつだけでいいの。
姑:それじゃぁ運動にもなにもならないじゃないの
私:運動は治ってからすればいいの
姑:だめよ!寝たきりになっちゃうわ。

とにかく気丈な姑です。
私はとてもじゃないわ、、
81歳になってあんなに気丈ではいられないわとつくづく感心しました。

姑は、やっぱりなんか悪い病気かもと不安になったのか、
整形外科へ行ってレントゲンをとってくるというので、
その後16号整形外科へ行かせました。

実際に、ガンだったり内臓の病気かもしれないので、
必ず一度は整形外科を受診することは大事です。。

診断は、予想通り変形性腰椎症、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛でした。
今回は、手術も視野に入れるように言われてきて大ショックだったようです。

そんな姑も手術だけは絶対ヤダとあきらめて
それからはしばらく毎日鍼治療を受けるようになりました。

一週間毎日治療し、今は週一で治療するだけで
日常生活にはまったく支障ないまでに回復しました(^^)//””””””

そして、どこの整形外科へ行っても治らなかった手首の痛みも
やはり日常生活に支障がないまでになったんです。

時々、なにかの拍子に痛みを感じる程度ですんでいるというので
このまま治療を続けていけばそのうち痛みも全く感じなくなるのではないかと期待しています。

たしかに、鍼治療でつぶれて押し出された椎間板をもとどおりにできるわけでもないし、
変形した椎骨をもとにもどせるわけでもありません。

でも日常の姿勢の癖などで凝り固まった筋肉をほぐして骨への負担を軽減し、
神経への圧迫を取り除くことはできます。
そして滞った気の流れをよくして、体全体の元気を呼び起こすことができるんです。
時には、“気”が溢れすぎることもあるだろうし逆に不足して不調になることもある。

一般の人は気の流れだの気が多いだの少ないだのというと
目に見えない“気”だからうさんくさいと思われるでしょ。

でも本当に“気”の流れが様々な病気に影響するんだから
“気”の調整は東洋医学ではとっても大事な治療のひとつ。

“気”の調整をすることで、
局所だけの治療ではなく他の体全体の不調を治すことができるんですよ。
東洋医学は本当にすばらしい医学です。

ただ東洋医学は科学的に証明できない治療法だということがネックなのかなんなのか
まったくメジャーになるチャンスもなく、
一部の疾患しか保険適用になっていないこともあって
多くの人に東洋医学を選択してもらう機会を狭めているようです(>。<)

もっと気楽に治療法の選択肢に東洋医学が皆さんの視野に入るといいのになぁと
先日の父の顔面神経麻痺の治療の時もつくづく感じました。

顔面神経麻痺って・・
顔面神経麻痺って・・②
肺気腫って

皆さんもぜひ一度鍼治療を体験してみてください

ではまたね(;_;)/~~~

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