生姜って…

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、しょうがって体を温めて代謝アップに役立つこと知ってますよね。

以前書いたしょうが記事です。
生姜

最近仕入れた生姜情報をお知らせします。

生姜は生より乾燥したほうがお得!

何がお得かというと・・・

生姜がブームになったきっかけは、冷え症解消だったのではないかと思います。
そこで紅茶に生姜、緑茶に生姜、白湯に生姜、生姜スープ、しょうがの砂糖漬け、
納豆に生姜、豆腐料理にたっぷり生姜、炒め物にも生姜等々
毎日生姜を食べている人がいるんではないでしょうか?

私は、毎日蒸し野菜に生姜を添えて食べてます。
このしょうがは生の生姜をすりおろしたものです。

治療院で以前お出ししていた生姜紅茶には金時生姜の粉末を使っていました。
この粉末を朝飲む白湯やお茶、味噌汁などに入れていたんだけど、
やっぱり生の生姜をすりおろしたもののほうが香りも味もいいんだよね。
だから今は、粉末は使っていません。

ところが、、、
生姜を体を温めるために食べるなら生より乾燥したものの方が効果的だというのです。

聞いたところによると、
まず普通のしょうがを食べて測定したところ、指先の温度は上がったものの、
深部体温は下がってしまい、
一方、乾燥しょうがで実験してみたところ、指先の温度をかなり上昇させたにもかかわらず、
深部体温はほとんど下がらなかったそうです。

その理由を考えて見たんだけど
生のしょうがにはジンゲロールという辛み成分が含まれています。

そのジンゲロールは血液の中を流れ、
手先や足先の末しょうで血管を広げる作用があって血流がよくなり、
手足の末端を温めたものの発汗作用で深部体温をさげたのではないのかな?。

一方、しょうがを乾燥させるとジンゲロールの一部が
ショウガオールという別の成分に変化するらしい。
ショウガオールは胃腸の壁を直接刺激して、血流を高め、深部の熱を作り出す働きがあるから
手足の末端の温度を上げるとともに深部体温を下げなかったんだと思います。

冷えによる腹痛には乾燥症が。熱がある時に解熱作用があるのは生の生姜だと
中国の薬学署にはかいてあるそうです。

でもさ、生の生姜を加熱すればジンゲロールがショウガオールに変化するんだから
乾燥させなくてもスープにいれたりショウガ焼きで食べればいいと思うけどなあ。

【しょうがスープのレシピ(2人分)】
水 600ml
すりおろしたしょうが 小1
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2

作り方
(1)水に材料をすべて入れ、一煮立ちさせたら完成
(2)わかめや溶き卵をお好みで入れる

ではまたね(;_;)/~~~

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