プロフィール

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院長:
井上 園梨ゆかり

鍼師・灸師
按摩マッサージ指圧師
東洋はり医学会本部会員
美顔率インストラクター
日本医療リンパドレナージ協会認定セラピスト
ストレッチポールインストラクター

現在は夫と二人暮らし
2人の息子たちもそれぞれ家庭をもち、4人の孫のおばあちゃんです。
おばあちゃんとは呼ばせていませんが(笑

はり師になったきっかけ

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私は、28歳の時に視力を失う難病、ベーチェット病を発病しました。

結婚前から、家業を手伝いトラックの運転や経理事務をしていました。発病後10年くらいはなんとか症状とうまく付き合いながら仕事を続けることができましたが、段々と視力が低下してきて、ある日の朝起きたら目が見えなくなっていました。

両目網膜剥離です。。。

わずかに視力は回復して全盲は避けられましたがもう元の仕事に復帰することはできませんでした。

当時は、心の目も見えなくなっていて、ふさぎ込み、家の中で3年間冬眠していました。

しかし家族や友人知人に支えられているうちに、このままではいけない、死ぬまで生きていかなければいけないんだからと思い始めました。近所の治療院に3か月間毎日通って段々と体調も安定し、それがきっかけでこういう仕事なら視覚障害になった私にもお世話になった人たちに恩返しすることができるなぁと考え、盲学校へ通う決意をしました。

まずは、リハビリセンターへ1年間通い、歩行訓練や、パソコン、日常生活訓練をしました。盲学校へ一人で通うための訓練です。

訓練の甲斐あって一人で外出できるようになり、盲学校へ晴れて入学。3年間通学して資格取得しました。

資格取得後、すぐに自宅で開業し、最初は按摩や、鍼治療はいわゆる局所の刺激はりをしていました。

しかしこれではなかなかよくならない患者さんがふえてきて、やはり病は根本を治療しなければダメだと悟り、学生時代に聴講生として通っていた東洋はり医学会を思い出して経絡治療を一から学ぼうと入会しました。

現在では改めて経絡治療の素晴らしさを実感するくらい、整形外科的疾患だけではなく、様々な症状の治療をさせていただいております。

治療院名「こもれび」の由来

心身の痛みをかかえた方々にわたしの治療院へ通うことでほのぼのとした温かさを感じていただきたいなぁとい う思いを込めました。