坐骨神経痛って…

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、坐骨神経痛って知ってますか?
何気によく聞くでしょ。。

坐骨神経痛とは、お尻から太ももの後面にかけて鋭い痛みを自覚する“症状名”です。
(痛みの部位については、足の付け根(側面)太もも(前面)に自覚する人もいます。)

腰椎疾患の症状として腰痛の次に多く見られますがその原因となる疾患は様々で、
若い人の場合最も多いのは、腰椎椎間板ヘルニア、次に梨状筋症候群が挙げられます。

一方高齢者では、変形性腰椎症や腰部脊柱管狭窄症などの変形疾患に多く見られ、
また帯状疱疹により坐骨神経痛を発症する場合もあるし、
その他、年齢に関係なく特殊な疾患として、脊髄腫瘍や骨盤内腫瘍などの場合もあります。

坐骨神経痛は神経が腰椎の隙間から出て骨盤をくぐり抜け、
お尻の筋肉から顔を出す間のどこかで圧迫や絞扼などによって障害を受け
神経の走行経路に沿って痛みを発症するんです。

先日姑が坐骨神経痛を再発したらしく、
かなり痛みもひどいようで、歩行困難になりました。

以前(4年前)にやはり同じようにかなりの痛みがあって
16号整形外科を受診したことがあります。

その時まだ私は盲学校の学生だったし
姑は全くといっていいほど東洋医学なんて信じていないし、
鍼をうつなんて痛い怖い、ましてや学生の私に鍼をうってもらうなんてとんでもない!、、、
病気は、なんといっても西洋医学でしか治らないと思っている。。

とにかく整形外科を受診して鎮痛剤、末梢性神経障害治療剤を飲み、
リハビリに一生懸命通い、処方された枕を作り、
家でも言われたとおりの体操をしてなんとか症状をおさえました。

枕って…

それでも年々腰は曲がりちょくちょく痛みはあるようでしたし、
ここ数年は左手首に骨が突起したような塊ができて
そこがひどく痛んだり腫れたりしていたのでその症状についても
あちこちの整形外科へ行き、けん引、低周波、注射などいろいろな治療をしてきました。

手首の診察の結果は、リウマチ、カルシウムが石灰化している、首からきているなど
診断は様々されたものの一向に痛みも腫れもひかないし、
本人としてはただただ痛みに耐え、効きもしないリハビリや注射に通って我慢していました。

しかし今回は、とうとう歩行困難になり手首もかなり腫れてきているし、
背に腹は代えられぬと観念して私の治療を受けることにしたんです(Q_Q)↓

姑:鍼は痛いでしょ?
私:さぁ、どうでしょう?痛い人もいれば痛くない人もいるからね・・
姑:でも治る?
私:さぁ、どうでしょう?素直な人は治るけどひねくれてる人はなおらないかも。。
あっ、ごめんなさい。信じる者は救われるだった(笑)
姑:・・・

笑ってはいけないけど、
絶対に鍼治療なんて、東洋医学なんて、、ましてや気丈で頑固、強情で気位の高い
健康を自負してきた姑が体の弱い(勝手に姑が思っている)目が不自由になった嫁に治療してもらい、
体を揉んでもらうなんてあり得ない、、あってはいけない、、、
恥ずかしいそれはそれはきっと悔しいだろう。。。(フフフッ)

治療後、先ほどまでの痛みが嘘のようになくなってきつねにつままれたような様子。

私:治療は一度ではだめだよ
姑:どのくらいやればいいの?
私:しばらく毎日、もしくは一日おきかな?
姑:・・・

翌朝、姑はうちにきて
「しばらくぶりに夕べは朝までぐっすり眠れた。
手首の腫れもうそのようにひいて骨の出っ張りも小さくなった」と言いに来た。

私:それはよかったわ。今日の治療はどうする?
姑:うん、このまましばらく様子見るわ
私:様子?なんの様子をみるの?
姑:このまま治るかもしれないじゃない。
私:何いってるの?治るわけないでしょ´_`
姑:でもとにかく様子みるから
私:・・・

まぁ、好きにすればいいわと強制はしなかったんだけど
案の定数日後、またひどい痛みに襲われた姑。

続きはまた次回。
ではまたね(;_;)/~~~

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