更年期とは
人は人間として生まれ、成長と共に男は男性、女は女性に生殖の機能を成熟させていきます。
そして加齢と共に生殖の役目を終え、中性に戻っていきます。
その生殖の役目を終えて、人間として残りの人生を穏やかに過ごすための準備期間が、更年期ではないでしょうか。
更年期障害の症状とは
しかしこの更年期に、とても過酷な症状にみまわれて
辛い思いをされている方がいらっしゃいます。
その症状は様々で多岐にわたります。
- のぼせ
- めまい
- 動悸
- 息切れ
- ホットフラッシュ
- 不安
- イライラ
- 肩こり
- 頭痛
- 不眠
- 憂鬱
などなど

なぜこの更年期に辛い症状が出始めるのでしょうか?
様々な説があり解明されていない現状
現在の医学の定説では、女性ホルモンの減少によって生理が止まりホルモンバランスが崩れ更年期障害と呼ばれる様々な症状が発現すると言われています。
しかし一方で、内分泌攪乱物質(ないぶんぴつかくらんぶっしつ)、いわゆる環境ホルモンは、内分泌系に影響を及ぼすことにより、身体に障害や有害な影響を引き起こしています。環境ホルモンとは地球環境に存在し、生物のホルモンに似た働きをする様々な物質です。ダイオキシンやPCBなどが有名ですが、環境ホルモンをあらゆる場面状況で摂取している私たちは、体内でこの環境ホルモンに女性ホルモンと同じ働きをさせているといわれているのです。つまり 体内の女性ホルモンは減少しているどころか有り余っているのではないかという説もでてきています。
また、生体のエネルギーを生み出す甲状腺ホルモンの働きや、性ホルモンの原料であるコレステロールのこと、食事の内容、飲酒喫煙、嗜好、ストレス、生活リズムや習慣なども、身体に及ぼす影響は計り知れません。
日々医学は発展している中でまだまだ解明されていない人体の不思議。それとともに生活環境の変化に伴って医学の定説も変化していくのではないかと考えられます。昨日の真実が今日のウソということもよくあることです。
更年期障害の治療について
現在行われている更年期障害の治療には定説となっている女性ホルモン減少説にそってホルモン補充療法が定番ですね。
でもどうなんでしょうか?
環境ホルモンによってエストロゲン(ホルモン)は過剰になっていると言われ、そこにまたホルモン療法と称して合成ホルモンを摂取することに不安を感じませんか?
自分の生命力をupさせ自分が備えている器官の働きが正常運転になりさえすれば人は生まれて死ぬまでの変態を健やかにやり過ごせるのだと思います。
実は身体の不調は、日々の生活習慣や食べ物嗜好の偏りなどが原因で気が滞ることからおきていることが多いのです。気が滞ることで、人は病気を発症します。
当院の鍼治療は、滞った気の流れ、血流リンパ液の流れを改善し、免疫力をupさせるので、多岐にわたる更年期障害の症状全般に最高最適な治療といえます。
更年期の辛い症状にお困りの方、まだよくわからないけどもしかして更年期かもという方も、ぜひご相談ください。