現代の栄養学って・・

おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

新谷弘美著 「病気にならない生き方」
“流行の健康法にはうそがいっぱい”
5.高タンパク低カロリーを心掛けている。

新谷医師の食事健康法では、穀物と野菜中心(85%)で、肉、魚、乳製品、卵などの動物性の食品はなるべく少なく(15%以下)を指導しています。
動植物に含まれるたんぱく質は現在の栄養学では理想的なものが多く腸内でアミノ酸に分解・吸収され血や肉になるとされていますが、どんなに良い食物でも摂りすぎては体にとって毒になります。
たんぱく質の必要量は体重約1kgあたり1g。つまり体重60kgの人なら一日60gで十分ということです。
しかし、現代人はたんぱく質を過剰摂取しています。
摂りすぎたたんぱく質は骨や歯からカルシウムをうばい、たくさんの酵素を使い最終的に尿として排出されます。
こうしたたんぱく質の過剰摂取が肉(肉の加工品を含む)や牛乳(乳製品を含む)で行われた場合の健康被害はさらに深刻です>*0*<キャアアッ

特に動物性タンパク質は大量に摂りすぎると胃で消化しきれずに腸内で腐敗し毒素を発生し、発生した毒素を処理するために多くの酵素を消費します。
更に動物食には、食物繊維が含んでいないため便の量が減り、便秘や停滞便の原因になります。
そうした状態を続けていると、腸壁に憩室(けいしつ)と言われるポケットを作り、そこに毒素や停滞便が溜まってしまうのです。
またそれがポリープや癌の原因になるんだそうです。

そして動物性蛋白質ということで肉の話だけのイメージですが、これは魚でも同じですよ。
ただ新谷医師の臨床データによると肉食腸と魚食腸の決定的な違いがあるんだそうです。
それは魚食腸の人は腸に憩室を作らないということです。
肉でも魚でも動物食の人の腸は、痙攣や腸壁の硬さはみられるものの魚食の人の腸は憩室まではできていないんだそうです。

“人間より体温の高い動物の肉は血を汚す”
新谷医師が考えるこの理由に、肉と魚の脂肪の質の違いをあげていました。。
人間の体温を基準にしてそれよりも体温が高い牛豚(38,5~40度)鳥(41,5度)
対して体温が低い魚。
人間より体温が高い動物の肉を食べればその体温で安定している脂が人間の体内に入ればその脂は固まります。
そして血液をドロドロにしてしまいます。
逆に人間より体温が低い魚の脂はそれより高い人間の血中で固まることもなくサラサラに血液を汚すこともありません。
だから動物性たんぱく質をとるなら魚でとることが望ましいのですね。(*^▽^*)ェ

ここで私がちょっと意外だったこと
鳥が一番体温が高いのに、よく病人食に鳥肉が使われてますが鳥肉が一番よくないみたいじゃないですか?
一般に肉なら鳥肉が一番ヘルシーみたいに言われてませんでしたっけ??
どうなんでしょうかねぇ???

いずれにしても動物食は、肉より魚がいいということ、そして全体の15%以内におさえて食べることが健康に望ましいということですね。(^_^)V

今日はここまでにします。-)

ではまたね(;_;)/~~~

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