エネルギー生産工場のミトコンドリアを活用するために必要なこと

今日は、ミトコンドリアについてのお話です。

若さと老化に差をつけるエネルギー量、貯蓄ができないエネルギーは
いったいどこからどうやって生まれるのでしょうか?

それは、私たちの体を構成する細胞の中の小器官であるミトコンドリアが作り出すのです。
ミトコンドリアはエネルギー生産工場です。

正確に言うと、ミトコンドリアでエネルギーを放出するATPという物質を作りだし、
そのATPが体の中で必要とされるあらゆるエネルギーと交換するのです。

体の中のエネルギーにも色々な使い方がありますが、
細胞を修復したり考えたり記憶したり力を出すのも、
体温を上げるのも、
細菌やウイルスなどの外敵と戦うのにも、
すべてエネルギーは必要です。

ATPは作られてからわずか1分程で消費されてしまいます。
生きている限り24時間休みなくATPが作り続けられます。
そしてそのATPが絶えず作りだされることで体の機能は保たれるのです。

3大栄養素と酸素をえさにしてです。

3大栄養素とは、皆さんご存じの糖質、脂質、たんぱく質です。

特に糖質は、ミトコンドリアでエネルギーを作りだすための最も大事な栄養素です。

日々の生活の中で「はぁ~!」とか「フゥ~!」とか思わず声が出たりするのは
沢山のエネルギーを使って疲れたからに他なりません。

そんなときに「あ~、甘いものが食べたいなぁ~!」とおもいませんか?

人は、本能的に甘いものを欲して、
ミトコンドリアでATPを生産するために糖質が必要とわかっているのです。

とは言っても、糖質なら何でもいい訳ではありません。

ミトコンドリアが大好きな糖質とは、何だと思いますか?

ミトコンドリアが一番喜ぶ糖質とははちみつ純黒糖です。

消化吸収にもエネルギーを使うため、
そのエネルギーを無駄につかうことなくミトコンドリアまで吸収されやすいのが、
はちみつと純黒糖なんです。

美肌のためにコラーゲンをのんだり付けたり、高価な化粧品を使う前に、
日々潤沢なエネルギーを生産して隅々までエネルギーを届け、細胞を生まれ変わらせる方が、
肌や髪などの一部分ではなく、いたるところまで元気になるのです。

昨今、糖質ダイエットなどというのが流行っていますが、
更年期を迎えるような人には大変危険なダイエットなんですよ。

糖質ダイエットといっても、選択的糖質ダイエットならかまいませんが、
人が活動するために必要なエネルギーを生み出すためには
絶対に糖質は摂取しないとだめなんです。

はちみつなんて食べたら太っちゃうわなんて思っている方がいらしたら、それは間違いです。
太るどころかエネルギー代謝が上がって太りづらい体になりますよ。
体温も上がって冷え症からは縁遠くなるし、
夜寝ている間にもしっかりエネルギーが供給されるため、深い睡眠が得られます。

糖分を賢く取って、ミトコンドリアさんに代謝を上げてもらい、元気に生活しましょう。

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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