第3の脂肪とは

皆さん、こんにちは(^.^)

以前、怖ーい内臓脂肪のお話をしました。

中高年の健康をを脅かす内臓脂肪!
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今日は、もっと怖ーい第3の脂肪“異所性脂肪”(いしょせいしぼう)について
お話ししたいと思います。

体脂肪のひとつ!“異所性脂肪”!
“異所性脂肪”とは、、、

本来つくはずのない場所に蓄えられた脂肪です。

そもそも、脂肪は何のために蓄えられるかというと、
消費エネルギーより摂取エネルギーが多かった時にその余分を脂肪に変えて
細胞が活動するためのエネルギー源として蓄えられます。

まずは、最初の保存場所として皮下脂肪となって、
そこへ貯蔵しきれない分が内臓脂肪となり、
脂肪細胞に蓄えられます。

皮下脂肪が満杯になって、さらに内臓脂肪も満杯になると、
貯蔵しきれない脂肪が、第3の脂肪として、
肝臓や心臓、膵臓、筋肉、血管など(脂肪細胞以外の細胞)に
どんどん溜まっていくようです。
これを“異所性脂肪”といいます。

「私は、痩せているから大丈夫!」なんて思っていると大間違い!(-_-;)

これ、痩せている人にも起こるんですよ。

なぜでしょう??

皮下脂肪も内臓脂肪も脂肪細胞といういわばカプセルの中に蓄えられるのですが、
そのカプセルの数が少ない人は、貯蔵できる脂肪量が限られてしまうので、
内臓脂肪も溜まりやすいし、さらにあふれ出して異所性脂肪になってしまうという仕組みです。

ここで重大な問題があるんです!!!
それは、皮下脂肪と内臓脂肪はカプセルのようなものに入っているのだけれど、
異所性脂肪は、裸のままなんです。>*0*<キャアアッ
脂肪そのものがむき出しで臓器にくっついてしまう。

脂肪は油だから容易に細胞に入り込むし、脂肪酸を含んでいるので、
悪玉アディポサイトカインのような毒性を発揮して、細胞を傷つけます。

結果以下のような病態が発生します。
1.心臓につくと、心筋の中にまで入りこんで心筋梗塞を起こす。
2.肝臓につくと非アルコール性脂肪肝を起こす。
3.膵臓につくと糖尿病を引き起こす。
4.動脈壁につくと動脈硬化を起こす。
などなど

これらすべて生活習慣病と言われているものです。。。

やはり肥満は万病の元ですね。

1にも2にも食べすぎに注意しながら運動を心掛けることが何よりも大切です。

内臓脂肪撃退ダイエット
皆さん、こんにちは(^.^) 中高年になると、怖ーい内臓脂肪が増えると前回のブログで書きました。 今回は、その内臓脂肪を落とすダイエットについて考えたいと思います。 皮下脂肪は中々手ごわいのですが、 内臓脂肪はちょっとした食事のとり...

前回もお話ししたように、ちょっと食べる順番や食べる物、食べる時間を考えて、
ゆっくり食事をして軽い運動を心掛けることが大切です。

飽食の時代!
多くの人にとってダイエットは、永遠のテーマですね(-_-;)

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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