中高年の健康をを脅かす内臓脂肪!

皆さん、こんにちは(^.^)

女性は、更年期世代になってくると内臓脂肪が増えてくるのをご存知ですか?

元々やせ型の人でも、中年になってくるとお腹だけポッコリなんてことありませんか?

それは、内臓脂肪がついたのかもですよ(・_・;)

内臓脂肪とは、腹腔内で小腸を包み、支持している腸間膜についている脂肪です。
おそらく一般の人は、内臓脂肪というと肝臓や腎臓などの内臓の周りにつく脂肪だと
思っているのではないでしょうか?

基本的に男性は、内臓脂肪型、女性は皮下脂肪型と言われています。

体脂肪ってよく聞きますよね。
体脂肪とは、“皮下脂肪”、“異所性脂肪”、“内臓脂肪”の3種類のことです。

皮下脂肪は、文字通り皮膚の下にある脂肪です。いわゆるつまめる脂肪です。

異所性脂肪とは、本来つくはずのない場所(心臓、肝臓、筋肉、血管など)に
ついてしまった脂肪のことです。

この元々皮下脂肪型だった女性が、内臓脂肪型に移行してくるのが閉経後の更年期世代なんですね。

ホルモンバランスの乱れや基礎代謝量の減少が原因と言われています。

そして男女ともにいわゆる生活習慣病の原因の一つに、
内臓脂肪が起因しているらしいのです。

・糖尿病
・高血圧
・動脈硬化

はたまた

・がん
・認知症

などなどと、内臓脂肪を貯めこむと大変危険なリスクを高めることがわかっています。

それは、内臓脂肪から放出される「アディポサイトカイン」の仕業なんですよ。。。

このアディポサイトカインの中には、
「遊離脂肪酸」だったり、
「レジスティン」とか
「PAI-1」や
「TNF-α」など
インスリンの働きを邪魔したり、血栓を作ってしまう、
悪玉アディポサイトカインと言われているいじめっ子がいるんです。; .;

私たちの血糖は、インスリンのおかげで適正な血糖値を保っているのに。
それがいじめっ子に邪魔されて、
糖を細胞に引き込めなくなり、高血糖が続いてしまうのです。

通常は、こんないじめっ子に対抗するアディポネクチンという正義の味方が
血糖を細胞に引き込む働きをしてくれるのに、
内臓脂肪型肥満になると、正義の味方もおびえて減少してしまい、
更に高血糖が続いてしまうという追い打ちです(Q_Q)↓。

それでも頑張ってインスリンを出し続けていると、
今度は交感神経を興奮させて血管を収縮させるいじめっ子も登場して、高血圧にもなるし…
そんな多種のいじめっ子のせいで、動脈硬化やがん、認知症までも
誘発してしまうというやっかいな内臓脂肪…

やはり中年太りは大敵ですね。
糖尿病が悪いとか、高血圧が悪いとか、動脈硬化が悪いとか、
これ皆、肥満の末の結果だったのですね。

何が悪いって内臓脂肪型肥満が一番悪いみたいですわ。

次回は、少しでも内臓肥満を減らせるダイエットについて書きたいと思います。

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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