シミ・シワを予防するヒートショックプロテイン(HSP)

皆さん、こんにちは(^.^)

“ヒートショックプロテイン”(HSP)ってご存じですか?

数年前、「50度洗い」という野菜を50度の湯で洗うと、
“ヒートショック”という現象により
葉物野菜がみずみずしくシャキッとする方法が話題になっていました。

これは、2012年・慶応義塾大学薬学部分析化学講座の水島徹教授の研究チームが行った、
シミ・シワの予防に関する実験でも明らかになっているもので、
“ヒートショックプロテイン”= HSPの作用であるものなんです。

HSPは生物がストレスから身を守るために元々持っているたんぱく質で、
高温などのストレスを受けると細胞内で増加し、
傷ついた細胞やDNAを修復させる働きがあるのです。

水島徹教授が行った実験とは、
マウスを37℃と42℃の湯にそれぞれ浸けた後に
紫外線を当てるというもので、
10週間続けた結果、
37℃の湯に5分間浸けたマウスはしわがくっきりと刻まれたが、
42℃の湯に浸けたマウスにはしわがほとんどできなかった。というのです。

これが42℃で増えたHSPの働きによるものだそうです。

また、紫外線によるシワだけではなく、
シミの原因となるメラニンの過剰生産を抑える働きもあり、
シミも抑えられると考えられているそうです。

42℃というのは、ちょっと熱めのお風呂の温度ですが、
なぜ42度なのか?というと、
温度が高ければ高いほどHSPの量は増えていきますが、
温度を上げ過ぎると軽いやけどのような状態になってしまうので、
体に大きなダメージを与えず効果的にHSPが増加する条件が、
42度だというのです。

以前、米ぬかの酵素風呂に通っていましたが、
そこのオーナーの肌が、ピカピカツルツルで、
これは、酵素風呂に毎日入っているせいだと思っていましたが、
酵素のせいだけではなく、あの熱いぬかの中に15分間毎日漬かっていることも
大きな要因だったんだと納得しましたね(*^_^*)

私もまた、酵素風呂へ行こうと思った次第です(*^▽^*)

当院の美容鍼にも施術後、顔を温めるホットパックを加えました。

ぜひ、当院の美容鍼を体験にいらしてくださいませ・-)。

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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