牛乳って・・②

おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

今、私が読んでいる新谷弘美著 「病気にならない生き方」
に書いてある内容を私の読解力でみなさんにお伝えしています。
もしかして解釈取り違えがあったらごめんなさいです。
先にあやまっておきます(-_-;)

牛乳の続きです。

「市販の牛乳は錆びた脂ともいえる」
加工する前の生乳の中には確かにいろいろな良い成分が含まれています。
様々な酵素も含まれて、抗酸化作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用、免疫調整作用などの効果があるラクトフェリンも入っています。
しかし、加工された市販の牛乳には成分調整されて過酸化脂質(脂肪分が酸化している)が多く錆びた脂になってしまっている。
加熱殺菌処理により酵素もラクトフェリンもなくなり、たんぱく質も熱処理によって変性し、また更に酸化が進んだ日本の市販の牛乳は、健康を阻害する食物になってしまっているのです。
そもそも牛乳は子牛が飲むための物であり、その成分は子牛の成長に役立つ成分が含まれているもの。第一、自然界の動物では、乳を飲むのは生まれてまもない子供だけです。
自然界で大人になっても乳を飲む動物はいません。それが自然の摂理です。
人間だけが種の違う乳をわざわざ酸化させて飲んでいるんです。
もし人間の母乳と牛乳が似ていると思っている人がいたらそれは大きな誤解です。
似たような成分が含まれているのは確かですが、その成分の質や量、割合がちがうんです。
同じ子供でも種が違えば必要とする成分が違うということですね。
人間の母乳にしても未発達な子供の胃腸だからこそ吸収できる成分であり、大人が飲んでも胃酸で十分な働きを果たさないようになっています。
つまり、自然の摂理はその種がその年齢に適した乳を摂取し、また摂取できるようになっているのです。
そして、もうひとつ問題は、日本人には乳糖を分解する酵素ラクターゼを十分に持っている人が非常に少ないということです。
日本人の85%の人がラクターゼを十分にもっていないそうです。
人間の母乳に含まれている乳糖は牛乳に含まれている乳糖より多いのに健康な赤ちゃんはその母乳を消化できるだけの十分なラクターゼを持っています。
それが成長とともにラクターゼが減少しているということからも成長した大人に母乳は必要ないという自然の摂理を感じます。

いかがですか?ふ~んなるほど
また他の資料を見てみるとカルシウムの吸収を阻害するリンも 牛乳には多く含まれていて、その量はなんと母乳の6倍
そして体内でカルシウムが効果的に働くには 他のミネラルも必要不可欠です
たとえばカルシウムとマグネシウムの理想的な比率は
2:1と言われていますが、牛乳は10:1になっており摂取すればする程 ミネラルバランスが崩れてしまうんですよ。

やはり、カルシウム補給のために牛乳を飲む必要はまったくないようだし、また牛乳を飲めば飲むほど体に悪そうな感じは否めませんね(>。<)

私は、牛乳が嫌いでよかったですわ。確かに牛乳を飲めなくとも特に骨が弱そうという感じもないし、ここまで言われると孫をはじめ現在妊娠中の嫁にも牛乳は飲ませたくないなぁ(-_-;)

次回は、緑茶をよく飲む人の胃相が悪いお話です。
ではまたね(;_;)/~~~

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