インナーマッスルって・・・

おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、インナーマッスルって聞いたことありませんか?

人間の筋肉は骨に近い部分から、何層にも重なって体を覆っています。
この中で、比較的深い部分にある筋肉がインナーマッスル(深層筋)と呼ばれているわ
けです。

そしてこのインナーマッスル達は、主に姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常
に保ったりするという働きをしています。

これに対して、体の表面近くにある筋肉はアウターマッスル(浅層筋)です。

人間の体は、筋肉が何層にも重なって構成されています。
背筋(脊柱起立筋)や腹筋(腹直筋)などがこのアウターマッスルです。

アウターマッスルは、大きな動きに対応している筋肉なので、持続力がなく、疲れや
すく消費カロリーも少ない筋肉です。

普通、筋トレというと、アウターマッスルの強化をいいますよね。
ダイエットのためにジムへ行き、バーベルを持ち上げたりダンベル体操したり、腹筋
背筋運動、腕立て伏せなどあれこれ筋肉痛をひきおこすほどやって筋肉中に疲労物質
をため活性酸素を大量に発生させ、その後にその筋肉は硬縮して骨格をゆがめ、運動
している時は血行が良くても終わった後にはたちまち血流が悪くなるなんてことにな
りかねません。

電車に乗っていてもアウターマッスルしか使ってない人は吊革に必死につかまってバ
ランスをとっているためにまたまた朝の通勤だけで疲労困憊でしょ。(__;)

インナーマッスルをしっかり働かせていれば吊革なんかにつかまらなくてもちょっと
くらいの揺れになんかビクともしもせんよ。(;゜)ワーッ!

それに対してインナーマッスルは、不眠不休でバランスをとり続けている疲れぬくく
消費カロリーも多い、まさに“縁の下の力持ち”筋肉なんですよ。

現代人は、このインナーマッスルを最大限に使うことを忘れていて、とかくアウター
マッスルを使って生活しています。

今日はここまで。明日に続きます。

ではまたね(;_;)/~~~

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