おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。
昨日に引き続きホウレイ線いってみましょう。
まず、皆さんがたぶん大きな思い違いをしていることがあります。
「ほっぺの筋肉がたるんできたからブルドックのように下にさがってきた」
「ほっぺの筋肉を鍛えなきゃ」と思ってませんか?
まるでパンツのゴムが伸びちゃったように筋肉が伸びちゃって だら~んとしちゃうと考えるのは間違いです。
筋肉は縮むものであって、神経麻痺にならない限りたるんだりはしないんだよ。
ペットボトルに水を少し入れて唇でくわえて口のまわりに細かいしわをいっぱいよせてぎゅっとすぼめたり、口を大きく開いたり、顔をクシャっと縮めて目をぎゅっとつぶったりするエクササイズをしたりとかありますよね。
そんなことを一生懸命になってすると筋肉はどんどん硬くなってひきこもりになっちゃうし、へそをまげて余計なしわを作っちゃいますよ。
人は、毎日おしゃべりするし、物を食べて口動かすし、泣いたり笑ったり怒ったり、そりゃ筋肉も疲れますわ(^◇^;)働かせすぎのほっぺの筋肉をちょっとは癒してやらないとね。もちろん加齢とともにくたびれてきた筋肉を労ってやることも大事です。
それとは反対に、顔の筋肉には、重力に抗して動かさなければいけない筋肉がいくつかあります。
たとえば、上唇をそり返す筋肉、口角を上げる筋肉、上下の瞼を上に上げる筋肉などです。
そういう筋肉は、昼寝ばかりしていて怠けているから再教育して鍛えなければいけません。
だけど、ほっぺの筋肉のほとんどは常に働いているので鍛えるというより、いたわってやり、マッサージしてあげて癒してあげましょう。
また、使う前におだてることも大事。つまりいつも気持ちよく働いてもらうためにちゃんと気分(機能)回復しておくことが大切なんです。
ほっぺの筋肉も人間も、おだてたりすかしたり同じですね(^^ゞ
今日は、こんなところで休憩しま~す。
ではまたね(;_;)/~~~
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