盲導犬オンラインセミナー

皆さん、こんにちは(^.^)

最近、顕著に視力が落ちてきた私は、
一人で家から200m先の駅まで行くことができなくなりました。

数年前までは、一人で表参道まででかけることができましたが、
今では、白杖の歩行訓練を一からやり直さないと、
一人歩行は、ちょっと厳しいかなぁ。(Q_Q)↓

そこで、今年に入ってから盲導犬について考え始めたのです。

ちょうど、3月に「盲導犬体験歩行会」というのがあったので申し込んだのですが、
このコロナ騒ぎで中止になってしまい、
いまだに体験歩行会は、実現していません。; .;

これって、私に盲導犬は持たない方がいいという神様のおしるしなのか?
それともじっくり考える時間をくれているのか?
と思う今日この頃です(~_~;)

先日、日本盲導犬協会が体験歩行会ができないことをうけて、
初めてズームでの盲導犬オンラインセミナーが開催されました。

そのセミナーで盲導犬についてのあれこれを知りましたので、
それをちょっとご紹介します。

まず、2020年3月時点の日本での実働盲導犬数は、909頭だそうです。

犬種は、おおよそ25kgのラブラドールレトリーバーや、
ゴールデンレトリーバーが盲導犬として活動しているそうです。

レトリバー種は人と仕事をすることが大好きな性格の大型犬で、
環境適応能力も高いため盲導犬や、介助犬に向いているそうです。

盲導犬は、常に神経を使っていて我慢も強いられているようなイメージがあって、
かわいそうなんて声を聴きますが、
決してそんなことはなく、ユーザーといつも一緒にいられ、
人と一緒にお仕事をすることを楽しんでいるようです。

ちなみに、盲導犬の平均寿命は13歳くらいで他のベット犬と大差ありません。
ペット犬と比べても決して短くないようです。。

餌は、1日2回 ドッグフード130gから150gを与え、
健康管理のためにも人間の食べ物は、与えません。

排泄は、歩行中にしないように、また我慢させることのないように、
歩行前に排泄させ、1日に5.6回ユーザーが促してさせるようです。

その際“ワンツーベルト”というビニールが付いたものを装着し、
排泄したものをビニール袋の中に直接させて、便の形状などを袋の上から
ユーザーが確認して犬の健康状態を把握したりするそうです。

誕生から生後2ヶ月までは、親犬や兄弟犬と一緒に過ごし、
産まれて2ヶ月たつと、パピーウォーカー(子犬飼育ボランティア)宅で、
ボランティアさん家族からたくさんの愛情を受けて
しつけられながら1歳まで過ごします。

1歳になると(人間でいう成人)訓練所で本格的な訓練に入ります。
1年かけて様々な訓練をしたのち、合格した犬が
それぞれのユーザーと4週間の宿泊歩行訓練をして
盲導犬としてデビューするのです。

盲導犬の貸与年数は、だいたい8年で、
10歳前後で引退です。

引退後は、リタイアボランティアさんのご家庭で余生を過ごします。
まだまだ元気なうちに引退し、ペット犬として余生を過ごすことが
何より仕事をやり遂げて充実した犬の一生なんでしょうね。

私もリタイア後、充実した現役時代だったと思いながら
余生を過ごせるといいんですけど・・・(笑

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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