高血圧。降下剤を飲む前に

皆さん、こんにちは(^.^)

血圧とは、心臓から送り出された血液が、動脈に送り出す時の圧力です。

心臓が縮んで血液を動脈に送り出す最も強い圧力を収縮期血圧
「最高血圧・上の血圧」

心臓が広がった血液を送り出すのをやめたときの最も低くなる血圧を拡張期血圧
「最低血圧・下の血圧」といいます。

収縮期血圧または、拡張期血圧が一定の基準値を、
慢性的に上回っている状態を高血圧と呼びます。

高血圧は、一回に送り出される血液量が多かったり、
血管の弾力が失われた時に引き起こされます。

更年期世代になると血圧がだんだんと高くなってきます。

これは、加齢に伴って血管壁が硬くなることに由来しています。
ホースも長いこと使っていると
弾力性が失われ硬くなってきますから、
血管も加齢に伴って硬くなるのは、当然ですよね。; .;

血圧を上げないと末端まで血流が届かなければ、それこそ血流障害になって
様々な弊害がでるので自然な生理現象ともいえるでしょう。

高血圧の基準値も、いくつが正しいのかわからないですが、
世界各国の中で日本は、降圧剤が一番売れている国で知られているようですから、
基準値を元に、すぐに降圧剤を飲んでいる人が多いのでしょうね。

もちろん命に直結する高血圧もありますが、
すぐに降圧剤を飲む前に
ちょっと生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

お勧めは、 血圧を下げる特効穴があります。
それは、今日からめざせお灸女子!でも紹介した、
「合谷」です。

このツボは、お灸をしなくてもどこでも気になったときに
気軽に指圧ができるのがうれしいツボです。

このツボを指圧することで、
する前とした後10分後に血圧を測定したところ、
収縮期血圧が10㎜hg平均下がることが分かっているそうです。

また、1回10分の指圧を1日3回7日間した人と、
2か月間毎日行った人を比較したところ、
2か月間行った人は、24時間平均値が4,3㎜hg下がり、
日中は、10㎜hgほど下がったそうです。

次におススメは、やはり何といってもウォーキングです。
1日に1万歩歩く人は、2000歩の人より血圧が低めというデータがあるそうです。
特殊な運動は必要ありません。
歩くだけです。
ウォーキングは、様々な健康効果を生み出す手軽な運動です。

ついでに、ストレッチを行うとなお良し!
ストレッチによって筋肉が延ばされると、
筋肉が引っ張られることや、血管の圧迫刺激によって筋肉内の血管内皮細胞から
血管を拡張させる一酸化窒素が放出され、一時的に血管が広がって血圧が下がります。

筋肉が硬い人は血圧が高い傾向にあるので、
意識的に毎日ストレッチをして筋肉をほぐし、
血流を改善し一酸化窒素を放出させると、
血圧を下げるのに有効です。

ウォーキングの前後にストレッチをすれば、
足のケガや筋肉痛の予防にもなるので是非お勧めです。

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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