寿命って・・

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、ハツカネズミはドキンに0.1秒、ゾウは3秒って知ってますか?

はぁ?なんのこと??ですよね。。

先日、元サッカー日本代表・松田直樹さんが死去しました。

スポーツ選手なんていうといつも体を鍛えていて
普通の人より健康で丈夫というイメージですよね。。

ジョギングの痩身健康効果を提唱して世界中に普及させたのは、
アメリカのジム・フィックスという人物です。

しかし、ジョギングの教祖といわれた彼も
52歳でジョギング中にやはり心筋梗塞で亡くなったそうです。

一説には普通の人よりスポーツをしている人のほうが、
より多く酸素をすっているために活性酸素もより多く発生している。
そのため細胞も人一倍酸化されているのではといいます。

またこんな話をご存じですか?

ネズミもゾウも、心臓は15億回打って止る。
人間の心拍数も15億回とか20億回とか言われています。

「ゾウの時間・ネズミの時間」
東京工業大学理学部生物学教室教授
本川 達雄 著

心臓が1回ドキンと打つ時間を心周期と呼びますが、ヒトの場合はおよそ1秒です。
ところがハツカネズミなどは、ものすごく速くて1分間に600回から700回です。
1回のドキンに0.1秒しかかかりません。
ちなみに普通のネズミは0.2秒、ネコで0.3秒、ウマで2秒、そしてゾウだと3秒かかるんです。

実は哺乳類の場合、いろんな動物の寿命を心周期で割ってみますと15億という数字が出ます。
つまり、哺乳類の心臓は一生の間に15億回打つという計算になるわけです。

ハツカネズミの寿命は2?3年ですしインドゾウは70年近くは生きますから、
ゾウはネズミよりずっと長生きなのですが、心拍数を時間の単位として考えるなら、
ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになるわけですね。

スポーツ選手のように心拍数を普通の人より多く打つことが多いと
つまりは一生のうちにうつ心拍数15億回を速く消費してしまうということです。

本来15億回という心拍数からいうと、人間の寿命は26.3年です。
でも、現代人の寿命と動物の寿命とを同列に論じるのは無理がありますよね。

動物園のゾウは50歳を過ぎると歯が磨り減ってきてうまく食べられなくなり、
食が細ると身体も弱ってきて、そう長くは生きられなくなるんだそうです。
「ゾウに入れ歯をすれば、もっと長生きするよ」と動物園の方が言っていました。

もし煮炊きする技術もなく、入れ歯もなかったら、
人間だって50歳を過ぎたら食べられるものがなくなってしまいます。

もちろん、入れ歯だけで80年というわけではないですよね。
安定した食料供給、安全な環境や医療の発達等が飛躍的に人間を長寿化させた要因です。

実は、縄文人の寿命は31年だったという推測値があります。
本来の人間の寿命はそのくらいなのかもしれません。。

いずれにしても
人の寿命は生まれた時に運命で決められているんだと私は思っています。ヾ(´▽`;)ゝエヘヘ
その運命は神様のみ知っているのだ(-_-;)

ではまたね(;_;)/~~~

コメント一覧