唇は消化器官の入り口

皆さん、こんにちは(^.^)

肌の乾燥が気になってくるこれからの季節。
同時に唇の乾燥が気になる人も多くなりますね。

でも唇の乾燥は季節の問題だけではありませんよ(-_-;)

唇って顔の一部についている皮膚のように思っている方もいるかもしれませんが、
唇は、消化器官の一部であり、入り口です。

入口が唇(口)で、出口が肛門です(^_-)-☆

夏でも唇が乾燥して、皮がむけたりして、
リップをせっせと塗っていらっしゃる方もおられると思いますが、

唇のトラブルは、胃腸が熱を持っていることや、
胃腸の乾燥、滋養不足などが考えられます。

たとえば、
便秘や下痢の時に唇が乾燥するとか、
胃もたれする人が唇に熱をもつとか、
食べすぎで口の端が切れたりとかありますね。

つまり、消化器官の調子が唇に現れるのです。

東洋医学的にいうと、唇は五臓(肝・心・脾・肺・腎)の「脾」の働きが関係していて、
「脾は、口に開竅(かいきょう)し、その華は唇」といい、
口や唇は「脾」と密接な関わりを持つと考えます。

対処療法的にリップクリームを塗っても唇の乾燥は解決しません。

根本的に「脾」の働きを整えないといけないということです。

そもそも唇には油分を保つための皮脂腺がありません。
油分を保つことができない上に、刺激を常に受けやすいため、
皮膚のターンオーバーが28日であるのに対して、
唇は3~5日と、とても早いスピードで生まれ変わります。

そんな唇の代謝を担っているのが「脾」の働きであり、
「脾」の働きの失調が唇に現れるということです。

胃腸の調子と唇の乾燥が関係していることに、
気が付いていらっしゃらない方も多いのではないかと思います。

つまり、栄養不足や、摂取した栄養をうまく利用できていないことが、
真っ先に唇に現れるということですね。

これから年末に向かい、忘年会などで胃腸を酷使することが多くなる季節。
飲酒、脂っこい食事、甘いものの食べすぎ、
加えて不規則な生活、運動不足、過労やストレス…
これらは、脾の作用を失調させてしまいます。

年末年始! 定期的に脉診流経絡治療を受けて、体調を整えましょうY(^^)ピース!

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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