こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。
皆さん、自律神経乱れてませんか?
自分の自律神経のバランスが正常かどうかを調べる最も簡単な方法は
体温を計ることです。
普段から体温が高ければバランスがよく、
低い体温が続いていたらバランスが崩れていると言えます。
それは、交感神経、副交感神経どちらが緊張しすぎていても
血流障害になり体温が低くなるからです。
ただ結果は同じ低体温でも低体温に至るメカニズムが違います。
まず、交感神経過剰型低体温は、
残業続きで寝不足が続いている人、ハードな仕事が続いている人、
人間関係で悩んでいる人など、どうしても交感神経が過剰に緊張してしまいます。
実は、白血球も臓器と同じように自律神経の支配下にあり、
交感神経が過剰に緊張すると白血球の中の顆粒球が増加することがわかっています。
このことについては以前も書きました。
→ 免疫革命って・・
私たちはふだん一口に白血球と言っていますが、
白血球には顆粒球、リンパ球、単球と大きく分けて3種類あります。
そしてこれらの中で体の免疫機能を主に担っているのが顆粒球とリンパ球です
交感神経が過剰に緊張すると増加するのが顆粒球です。
顆粒球が増えると一見するといいことのような気がしますが、
過緊張によって顆粒球が増加すると、必要以上の顆粒球は死滅するときに活性酸素を発生し
体の様々な部分の組織を破壊してしまいます。
こうして発生した大量の活性酸素が血液を酸化させ、
いわゆるドロドロの血液にかえてしまうんです。
血液がドロドロになったところに
交感神経が過剰に緊張したことによって血管が収縮して細くなっているから
そりゃそりゃ血流が悪くなって低体温になるのもわかりますよね; .;
これが交感神経過緊張による低体温です。
働き過ぎとは逆に、ダラダラした生活、運動不足、ゴロゴロ昼寝ばかりして
おやつ食べてテレビゲームばかりしているような生活が続くと
体は副交感神経が過剰に緊張します。
副交感神経が過緊張になると白血球の中のリンパ球が増加します。
適度な副交感神経刺激は、血管を拡張させて血流も良くなりますが、
副交感神経刺激も長期にわたるとだんだんと血流が悪くなります。
同じ水量なら川幅が広い方が流れがゆるやかになるのと同じです。
こうして副交感神経過緊張でも血流障害で低体温になるんです。
いかがですか?ぜひ今すぐ体温を測ってみてください。
体温が低いようなら自律神経のバランスが崩れていますよ。
そんな人は、とりあえず早寝早起きしてみましょう。
そうもいかないかな?(-_-;)
交感神経副交感神経どちらが過緊張になっていても血行不良になり低体温になって、
様々な病気を引き起こします。
日本人は勤勉な人が多いので、
仕事のしすぎや睡眠不足などで交感神経を緊張させてしまいます。
また現代社会では、精神的ストレスを抱えていない人はいないので
過緊張とまではいかなくてもかなり優位に交感神経を働かせているでしょうね(;。;)
でも日本人の多くを交感神経過緊張にさせている原因が他にもあるんです。
続く・・
ではまたね(;_;)/~~~
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