薬って・・②

おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

今日は、昨日に引き続き「食前」とか「食間」と指示してある薬の飲み方についてです。

「食前」は、食事の30分前、「食間」食事と食事の間です。(これわかりにくいですよね)最低食後2時間以上みたいです。。

胃腸の働きを調整する薬や糖尿病薬、漢方薬にはこのように指示してあることが多いです。
このように指示してある薬は胃にはこたえない薬です。胃にこたえない薬なら、空腹時に服む方が胃腸からの吸収が良く、また血糖値の上昇を抑えるような薬は食前がよく効果もいいという事です。例えば、吐き気止め、インスリンは空腹の時に飲んで効果が出た頃に食事をするのが理にかなっています。

食前、食間薬はついついのみ忘れやすいものです。そして次の食事の時になって気がついて、「あっ、しまった!」ということになりやすいものです。こういうときどうするか?
そうです、遅くなっても構わない、すぐにのむのが良いのです。食後に薬をのむと薬は食物で薄められて幾分効き目は劣ります。予定の7-8割しか効きません。しかし、だからと言ってのまなかったら効き目はゼロです。だから、食後でものむほうが良いのです。

1日3回のくすり、朝の分をのみ忘れたとき
「食前」「食後」と指定してある薬でも必ずしも食事と関連づけてのまなくてもかまわないという事、分かっていただけましたでしょうか。  昼、夕、寝る前にのんで下さい。夕方気づいた場合は、その日のうちに1日分服むのは一寸無理なので、夕方と寝る前の分だけのんで下さい。そして次の日からは指示どおりにのんで下さい。

もちろん、これはあくまでも原則です。
薬の細かい服用の仕方に疑問や不安があったら先生や、薬剤師にちゃんと聞いてくださいね。

皆さんにこの原則を知っていただいた上で、薬を服用するときには、飲む前によく考えてほしいことがあります。
それは、病院で先生に言われたからなんだかわかんないけど飲むとか、頭が痛いからすぐ頭痛薬、風邪気味だからすぐ風邪薬と簡単に薬を飲むのではなく、薬の副作用、目に見えない体への負担をよく考えてほしいのです。
できれば薬にたよらない工夫や体つくりを目指したいものですね。

今日の健康通信は「薬」パート②でした。

ではまたね(;_;)/~~~

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