皮膚は心を持っている

皆さん、こんにちは(^。-)

生理学では、皮膚は第二の脳と言われています。
それは、全身の中で皮膚と脳は、外胚葉という発生場所が同じだからです。

そして皮膚は、脳に勝るとも劣らない情報処理能力を持っています。

皮膚への刺激は、脳に直結していて、
触覚や温度感覚痛覚など、
皮膚からの刺激は、脊髄に入った後比較的単純な経路で、
脳に到達し認識や感情の中枢を刺激します。

だから皮膚を撫でることは、脳を撫でると言っても過言ではありません。

脳を直接撫でることはできませんが、皮膚を撫でることは、
スキンシップと言われるように感情を安定させるうえでも、
脳を育み色々な意味で苦痛を軽減するのではないでしょうか?

自然と痛いところに手が行くのも、
恐怖や緊張を感じた時に無意識に頬や手を摩って心を落ち着かせたり、
本能的に皮膚への刺激がストレスを軽減していることを知っています。

また、悲しみに暮れているときに、
親しい人に背中を摩ってもらうと悲しみが癒えるとか、
ペットを膝の上に乗せて撫でているだけで癒されるとか、
結構、誰しもが経験していますよね。

私が行っている脉診流経絡治療では、「脉診」とともに「切診」と言われる触診が、
患者様の状態を把握するうえでとても大切な診断法としてあります。

触れる私、触れられる患者様。
いわゆるスキンシップによって私も患者様にとって有益な情報を感じ取り、
患者様も同時に私に触れられることで、穏やかな安心した気持ちを感じていただき、
治療の効果を高めることができます。

また、深く刺入しない鍼治療法でもそうですし、
全く刺さない鍼治療でも十分治療効果があることが
これらのことを証明する要因のひとつではないでしょうか?

ぜひ、当院の脉診流経絡治療を一度お試しになってみてください。

今日も一日すべての事柄に感恩報謝です。(^_-)

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