加圧トレーニングって・・・

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、加圧トレーニングって知ってますか?

私は実際に加圧トレーニングとやらを受けたことがないので、
どんなふうに行われているのかしりません。
ワンルームマンションの一室で設備投資も少なく手軽に事業ができるので
あちこちで流行っているようですね。
友人が行ってるところは30分で¥7,000だっていうからいい商売だよね(-_-;)

さて、その加圧トレーニング(かあつトレーニング)とは、いったいどんなものなのかというと、腕や脚のつけ根を専用のベルトで締めつけ加圧し、血流量を適切に制限した状態で行うトレーニング法のことです

血流量を制限して運動をするというのは、無酸素運動をするということです。
無酸素運動をすると成長ホルモンが放出されるというのは、前回お話ししました。
有酸素運動って・・

具体的には、血流量を制限して運動すると、筋肉に乳酸という疲労物質がたまり、
このことが脳に伝わって、下垂体から成長ホルモンが分泌されるのです。

ごく普通の運動でも成長ホルモンは分泌されますが、
乳酸が溜まったと脳に伝達されると成長ホルモンの分泌が何百倍という驚くべくレベルで急増するんです。

この成長ホルモンの急増こそが加圧トレーニングのねらいです。

ただ、血流を制限するわけですから、個人で行うには危険が伴います。
血流を止め過ぎて血流障害になったり、ひどい場合は血栓をつくることも考えられます。

そこで、加圧トレーニングに近い効果があって、
家庭でひとりで安全にできるトレーニングがあるからやらない手はないですよ。

それはどういうトレーニングかというと・・
ヘヘヘッ! スクワットです(^_^)V

スクワットを一回一分かけてやるんです。
30秒かけて腰を落とし、30秒かけてもとの姿勢に戻るんです。
この時に呼吸の回数を減らし、できるだけ無酸素の状態で行うんです。

こうすると、筋肉は負荷の大きい運動だと錯覚します。
負荷が大きいと錯覚した筋肉は、乳酸がたまったときと同じように、
脳に成長ホルモンをたくさん出してくれ~とお願いしてくれるんです(__)

その結果、乳酸が溜まった時と同じくらいたくさんの成長ホルモンが分泌されるんです。
(^^)//””””””パチパチ

これなら血流をとめるわけではないのでひとりでも安全です。

ここで、回数は?ですよね。
まぁ10回から15回程やれば十分ですが、でもかなりきついです。
最初は無理せず、3回でも5回でもいいのでできる回数から徐々に増やしていきましょう。
その後に普通のスクワットをやれば無酸素運動+有酸素運動ということになりますから
本当に気軽にいつでもどこでも道具いらずですから今すぐ始められでしょ。

運動経験の少ない人は、神経経路を鍛えるマックススピードの無酸素運動をするより
スロースピードの無酸素運動と有酸素運動を組み合わせたものから始めたほうが
体への負担が少なくてすむのでお勧めです。

何事も継続が大事ですからね。無理せずに生活のなかに効率よく効果的な筋トレをとり入れて、
筋肉を増やし、基礎代謝を上げて脂肪がつきにくい体づくりをしたいですね(*^_^*)

ではまたね(;_;)/~~~

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