脳から筋肉への神経経路を鍛えよう

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、有酸素運動は、脂肪燃焼のための運動。事前に無酸素運動をするとその効果が飛躍的に延びます。
有酸素運動って・・

そして無酸素運動は、筋肉を鍛えるための運動であり、筋肉を鍛えるということは、損傷と修復機能を利用した工程を経た結果であるということもおはなししました。
筋トレは3日に一度

でも同じ筋肉を鍛えるなら、質のいい筋肉に鍛えたいですよね。
質のいい筋肉ってどんな筋肉?だと思いますか?

確かに回数や負荷を増やすことで筋肉は太く発達していきます。
しかしそれだけでは、質のいい筋肉とは言えません。
質のいい筋肉は脳からの神経経路がしっかり働いているんです。
それは脳が筋肉へ指令を出してから筋肉が働くまでの速度が速いということです。

高齢者が、ブレーキとアクセルを間違えて踏んだり、危険を察知してからブレーキを踏んで停止するまでの時間が長くなって事故をおこしがちなのは、明らかに脳から筋肉へ伝わる神経経路が衰えた結果なんですよ。

アメリカでは、神経経路を鍛える筋トレをすることで、高齢者の事故防止、老化防止になるという研究結果が出始めました。

そしてただの筋トレをするよりも、基礎代謝量も向上することもわかっています。

さて、神経経路を鍛える筋トレとはどうやるのかなぁ?だよね。
脳が指令をだしてから筋肉が反応するまでの速度を上げるトレーニングをするんだけど、、、
具体的には、負荷は軽くてもいいので、自分の筋肉が発揮できる最大のスピードで筋肉を動かすということです。
たとえば、ベンチプレスなんかは、自分が軽く持ち上げられる負荷でいいので、最大限のスピードでプッシュアップするんです。

マシーンがなくてもできるのは、、10mでも20mでもいいのでゴールまで1秒でも速く到達するように全速力でダッシュするのもいいですね。

それについても回数は?と思いますね。
回数を増やせば効果は高まることは事実ですが、回数を増やすことによってスピードが落ちるくらいなら、回数や負荷が少なくても、自分の筋肉が持てる最大限の能力を発揮できるよう行うことが大切です。

このように、質のいい筋肉を作りながらダイエットもしたいなら、無酸素運動として、短距離ダッシュを何本かしてからジョギングや、ウォーキングをすれば最小限の運動で最大の結果を得ることができるというわけです。
(くれぐれもウォーミングアップは忘れずに)

次回は、自分でできる簡単加圧トレーニングの話です(*^_^*)

ではまたね(;_;)/~~~

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