えへん虫って・・2

こんばんは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、“えへん虫”ってほんとうにうっとおしいですよね(-_-;)

私は、ここのところずっと“えへん虫”にイライラしています。

西洋医学では「咽喉頭異常感症」「ヒステリー球」といって、検査しても何も異常はなく、ストレスかね?気のせい?気にしすぎ?でしょう。と軽く片づけられてしまう症状の一つなんだって。。。

東洋医学では、こういう症状を「梅核気」(ばいかくき)というんだけどいつも梅干しの種状の丸い物体が喉(気管)に引っかかってとれないと感じる症状から名づけられた物で、何千年も前からある病気として知られているんだよね。

喉や食道付近にかけて何か物がつかえている感じ、ムズムズ、イガイガ、或は咳払いしたいような異物感刺戟感があって、飲みこもうとしても吐き出そうとしてもだめでイライラする。。

これを東洋医学で説明すると、臓腑(ぞうふ)の「肝」、「脾」の不調からおこる症状
と説明できるんです。
ものすご~く簡単にいうと「肝」の不調で「気」の流れが渋滞して「脾」の不調で無形の「痰」が発生しこのふたつが一緒に喉に留まっている状態。
ぜんぜん簡単じゃないかぁ?(-_-;)

西洋医学で検査で異常が認められないと気のせいとか言われがちの症状も東洋医学ではちゃんと東洋医学の理論にもとづいて症状の成り立ちを説明づけてくれるのが面白い。

その他、今の自分の不快な症状、病院へ行くほどじゃない、行ったとしても取り合ってもらえない、病気とまではいえないとかあるでしょ。
そんな症状は、東洋医学で考えれば原因が見えてきて根本治療も可能なんだよね。

東洋医学はおもしろい!

ではまたね(;_;)/~~~

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