えへん虫って・・

こんにちは♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

皆さん、“えへん虫”って経験ありませんか?

母がよく、“えへん虫”だかなんだか、乾咳をしたり咳払いや喉になにかからまっているようなしぐさをしていて、なんだろか?どうしたんだろか?と思ってたんだけど、最近、だんだん母に似たようなしぐさや症状になってきて、これはまさしく加齢による症状のひとつなのかとちょっと落胆している今日この頃(-_-;)

だってこれって加齢による唾液の減少症状のひとつじゃないかなぁ?って思っちゃったりするよね。。要するに中途半端に喉が唾液で湿っているからそこに何かが張りついてしまっているようなうっとうしさじゃない?
とにかく喉がくすぐったいというかなにか絡まっているようなつまっているような感じなんだよね。
だから年中、エヘンとかウフンとかやって乾咳や咳ばらいしちゃってさ。。
やだねぇ~この年寄臭い症状は・・
もともと咳ばらいはオヤジの象徴だったのよね(笑

ところが“えへん虫”って実は加齢によるものではないんですよ。
それは、何かというと、西洋医学では「咽喉頭異常感症」とか「ヒステリー球」といわれ、東洋医学では「梅核気(ばいかくき)」という病名がちゃんとあるんです。

「梅核気」というのは、東洋医学でいう「肝」の代表的な病で言葉は知っていたけど
どんな症状かなぁ?とピンとこなかったんだ。。
改めて自分が“えへん虫”を体験して「梅核気」とはこういう症状のことを言っていたのかと実感したんです。

西洋医学でいう「咽喉頭異常感症」とか「ヒステリー球」というのは、検査ではなんの異常もでないので病院では特に取り合ってもらえない症状なんですよ。
「ヒステリー球」なんていかにも情緒不安定な人がなるんですよって言われているような病名だよね(Q_Q)↓。

でも東洋医学でいう「梅核気」はちゃんと症状の機序も説明できるし、その不快な症状を緩和するための漢方薬もあるし、本治法(根本治療)と標治法(局部治療)もあります。

加齢による症状なんだとか、アレルギーなんだとか、精神的な問題なんだとあきらめないでこの不快な症状を緩和できる方法があるのだということを是非知ってほしいですね。

とりあえず自分で簡単にできる“えへん虫”対処法!
それはキパワーソルトうがいです。

以前の記事でも書いたけど、朝起きた時キパワーソルトを入れた水でうがいをすると口の中がさっぱりするし、少しくらいの喉の痛みなんかほんとうによくなるよ。

“えへん虫”や喉がいがらっぽいとか風邪をひいたかな?なんて思った時
はコマ目にキパワーソルトうがいをお勧めします。

ではまたね(;_;)/~~~

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