錆びた物を食べると体も錆びる

おはようございます♪ 鍼灸師 園梨(ゆかり)です。

新谷弘美著 「病気にならない生き方」
私の低い読解力で私なりに解釈してお伝えしています。

“錆びた物を食べると体も錆びる”
新鮮な食べ物が体に良い理由に酵素がたくさん含まれているとともに酸化していないことが挙げられます。
酸化というのは物質が酸素と結合することですが、わかりやすくいうと錆びるということです。
金属でもない食物が錆びるなんてと思うかもしれませんが、私たちは日常的に食物が錆びるのを目にしています。
天ぷら油が使っている間に黒く変色して行ったり、皮をむいて時間がたったじゃがいもやりんごが茶色く変色したりするのも酸化=錆なのです。

酸化は物質が酸素と結びつく現象ですから古くなった食物はそれだけ酸化が進んでしまった食物といえます。
そしてこうした酸化した食物が体にはいると酸素の数十倍ともいわれる強い酸化力(物を錆させる力)をもっているフリーラジカルという活性酸素を作り出す原因となります。
フリーラジカルは細胞内の遺伝子を壊しガンの原因を作るなど様々な健康被害をもたらすんですね。>*0*<キャアアッ

しかしフリーラジカルはウイルスや細菌かびなどを退治し感染症を防ぐという体にとってかかせない物質でもあります。
呼吸によって摂取する酸素の2%が活性酸素を発生するといわれているのですが、このフリーラジカルだけなら体にとって大切な役割をしてくれる物質として歓迎でしょう。
ただそれが一定量以上増えてしまうと正常な細胞の細胞膜やDNAを壊してしまうということなのです。

私たちの体にはフリーラジカルが増えすぎた時のためにフリーラジカルを中和する働きをもつ抗酸化酵素も備わっています。
それはSOD(スーパーオキシドデスムターゼ)です。
SODは、40歳を過ぎると急激に減少してしまいます。生活習慣病が40歳を過ぎたころから多くなるのはこのSODが減少するせいではないかという説もあります。

だんだんに減少していくSOD。
お酒やたばこ、ストレス、食品添加物などなどフリーラジカルを作り出す要因がたくさん。そして錆びた食物を食べることによって増え続けるフリーラジカル。

日ごろから新鮮なもの、酵素がより多く含まれている食物を食べ、極力酸化した食物は食べないように心掛けることがとっても大事なことなんですね。

ではまたね(;_;)/~~~

コメント一覧